コミュニケーションフォーラム恵泉会
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第1回:よい子を育てる親の条件と話し方

第2回:子供の育つ家庭環境の影響

第3回:本をよく読む子供

第4回:子供の考え[おやつの買い方]

第5回:子どもの観察力

第6回:正直で素直な子供

第7回:誤 解

第8回:木の葉を叩き落す先生
第1回:よい子を育てる親の条件と話し方

−生まれたときはみないい子−

 オギャーと産声をあげたとき“おめでとう”“おめでとう”かわいい子、丈夫に育ってよ、と親も親戚もみんなで喜び祝います。決して“あそこのお家に非行赤ちゃんが生まれた”などと聞いたことはありません。それなのにどうして、親を殺したり、知人をいじめたり、自殺をしたりする事件が起きるのでしょう。これ以上の悲しみはありません。育つ過程に何かが原因をつくっているのではないでしょうか。
 その人の行動体系をつくる前には知識体系があるのです。その知識体系は子どもの育つ間の社会環境、家庭環境、その他諸々の条件によってつくられていくものです。そう考えるときはたして現代の家庭、学校、社会における環境は子どもに良い影響を与えているのでしょうか。

―よい子とはこんな子−

 良いことはどんな子どものことでしょうか。親は皆よい子を育てようと一生懸命なのです。その「よい子」とは有名校に入学し、一流企業に入社して社会的地位を得、金持ちになることなのでしょうか。先日1人のお母さんが私に言いました。「家の息子は親孝行です。数校受けた大学、全部合格したんですよ。パーフェクト。」鼻高々でした。落ちた子は親不孝なのでしょうか。少し疑問が残りました。私は良い子の条件には2つのことを挙げたいと考えます。一つは「社会へ貢献できる子ども」もう一つは「思いやりのある子ども」ということです。どんなに頭が良くても極端な例ですが、オウム真理教のようになっては困ります。今の時代企業の管理者、政治家、教育界の人々のなかに罪を犯すものの多いのを嘆かずにいられません。
 思いやりのない子どもは淋しいです。
あるホテルの支配人のお話しです。結婚式の打合せのとき、新郎さんに「お父様のご出席は・・・」と尋ねると「父は身体が不自由で恥ずかしいので欠席させます。」と新郎が言ったのです。支配人は「なんということをおっしゃるのですか、これまで育ててくださったお父さんが一番今日の日を待っていらっしゃったのではないでしょうか。」
 
 自分に与えられた能力をもって社会へ貢献し、人の痛みをわかって共有しあえる思いやりのある子どもこそ良い子どもではないでしょうか。



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